介護福祉士から転職する強み

主婦から介護福祉士になるには?未経験・子育てしながら資格を取得する方法

「介護の仕事に興味があるけど、未経験からでも介護福祉士の資格を取得できるのか気になる」という主婦の方もいらっしゃるでしょう。

結論から言うと、未経験や子育てをしながらでも介護福祉士の資格を取得することは可能です。

この記事では、主婦が介護福祉士になる方法や仕事と家事・育児の両立のポイントについてご紹介します。

この記事でわかること

  • 主婦が介護福祉士の資格を取得する方法
  • 介護福祉士の資格取得のメリット・デメリット

    こんな人におすすめの記事です

    • 未経験・無資格で介護福祉士の資格取得を考えている主婦の方
    • 仕事と育児を両立しながら介護福祉士の資格を取得をしたい方
    目次

    介護福祉士は主婦でも取得可能な資格

    介護福祉士の資格は、仕事をしながらや学校に通いながら取得が可能なため、家事・育児に忙しい主婦でも問題なく取得できます。

    令和2年度の合格率は71.0%となっており、きちんと試験対策を行っていれば、十分合格できる内容といえます。

    また、介護士の7割が女性であり、未経験でも家事の経験や主婦ならではの細かい気づきを活かし活躍することができます。

    主婦にとっても介護福祉士は、取得しやすい資格といえるでしょう。

    【主婦でも可】未経験・無資格から介護福祉士を取得する2つの方法

    未経験・無資格からでも介護福祉士の資格を取得する方法には「実務経験ルート」と「養成施設ルート」の2つがあります。

    主婦におすすめの方法は、介護職で働きながら実務経験を積み、実務者研修を受けるルートです。

    最短での取得を目指すなら、養成施設を卒業するルートとなります。

    【おすすめ】実務経験+実務者研修ルート

    実務経験+実務者研修ルートは、働きながら介護福祉士の資格取得を目指すコースです。

    介護福祉士の受験資格を取得するためには、実務経験3年以上+実務者研修(または介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修)受講の必要があります。

    実務経験3年以上とは、「従業期間(職場の在籍期間)」が3年以上(1,095日以上)、かつ「従事日数(実際に働いた日数)」が540日以上のことです。

    実務者研修とは、介護福祉士の受験資格要件の一つであり、介護に必要な知識やスキルを身につけることができる研修です。

    未経験者の場合、最短でも修了に6か月間(450時間以上)かかります。

    この研修は、働きながらでも休みの日を利用して受講することが可能です。

    そのため、主婦には、「実務経験+実務者研修ルート」がおすすめです。

    介護の仕事をして実務をこなしながら、資格試験の勉強をすることで、効率良く学ぶことができるでしょう。

    また、勉強でわからないことは先輩介護士に教えてもらうこともできます。

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    【最短】養成施設ルート

    養成施設ルートは、専門学校や短期大学などの介護福祉士養成施設を卒業して介護福祉士の資格取得を目指すコースです。

    養成施設を卒業することで、受験資格を取得することが可能です。

    最短1年で受験資格を取得することができるため、早く介護福祉士になりたい方におすすめです。

    注意点として、これまでの学歴によって通学期間が異なります。

    • 普通科の高校を卒業した人:2年以上
    • 福祉系大学・社会福祉士養成施設・保育士養成施設のいずれかを卒業した人:1年以上

    平成29年〜令和8年度に卒業の場合は、筆記試験に合格するか、継続勤務5年により介護福祉士の資格取得が可能です。

    養成施設ルートのメリットとして、学校に通いながら学習するため、しっかり勉強することができます。

    また、最短期間で介護福祉士の資格を取得することができます。

    デメリットとしては、時間の確保と高額な学費です。

    養成施設を選ぶ際は、介護福祉士養成施設一覧を参考にしてください。

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    主婦が働きやすい介護施設

    主婦が働きやすい介護施設

    介護福祉士の資格を取得した際、主婦におすすめの職場をご紹介します。

    デイサービス・デイケア

    デイサービスやデイケアは、日中のみの勤務で、日曜は事業所が休みのところが多く、子供と休みを合わせやすいです。

    また、送迎時間を除けば9時〜14時あたりが1番職員が必要な時間帯となり、子供が保育園や小学校に通っている時間に働くことが可能です。

    子供の予定に合わせやすいため、主婦にとって働きやすい職場といえるでしょう。

    訪問介護

    訪問介護は、利用者の自宅を訪問し、調理や買い物などの家事支援や排泄・入浴などの身体介助を行います。

    仕事に家事・育児の経験を活かしやすいため、主婦におすすめです。

    また、パート勤務のヘルパーも多く、希望の時間帯で働くことが可能です。

    ただし、ヘルパーはあらかじめ訪問の予定が組まれているため、子供の体調不良や学校行事など急な用事ができた際は、少人数の職場だと休みづらさがあるかもしれません。

    スタッフ数が多い職場の方が、急な子供の都合で休みを取る場合に交代が利きやすいです。

    子供の都合に合わせてシフトも組めるので、スタッフの多い職場を選ぶのがおすすめです。

    グループホーム

    グループホームは、入所系の施設で、入居者と一緒に食事の用意や洗濯などの家事を行うところなので、主婦の経験を活かすことができます。

    ただし、グループホームは利用者人数が少なく、配置される職員も少ないため、時短職員は不要と言われることが多いです。

    日勤帯の勤務も可能ですが、早番や遅番の勤務もできるとさらに重宝されるでしょう。

    パートと正社員どちらが働きやすい?

    介護福祉士として働いている主婦の中には、正社員ではなくパート勤務の方も少なくありません。

    「パート」と「正社員」それぞれのメリットとデメリットは、下記の表の通りです。

    メリット デメリット
    パート ・子供の予定に合わせて勤務時間や休みを調整しやすい ・給料面や社会保障が常勤に比べて劣る
    正社員 ・給料面や社会保障がパートに比べて充実している
    ・ボーナスがもらえる
    ・勤務時間が長く、子供の予定に合わせて休みが調整しにくい
    ・パートに比べると休みが少ない
    ・入所系の施設では、日勤のみの勤務ではなく早番・遅番・夜勤などさまざまなシフトに入ることを求められる
    ・土日祝日も勤務になることがある

    主婦にとって、子供の小さいうちは時間に融通が利く「パート」勤務の方が働きやすいでしょう。

    子供がある程度大きく手がかからない場合や、家族の協力を得られるなら、正社員として働くことも可能です。

    実際に介護福祉士として働いている主婦の声

    実際に介護福祉士として働いている主婦の声をご紹介します。

    良い点

    • 困っている人のお世話をすることで、直接感謝の言葉をかけてもらえる。
    • 利用者は、人生の先輩なので子育ての話や家庭の話など、逆に話を聞いてもらっている。
    • 体が不自由な方が一生懸命リハビリに励んでいる姿を見ると「私も頑張らなくては」と前向きな気持ちになる。

    人生の先輩である利用者さんから、子育てのアドバイスをもらったり、家庭の悩みを相談できたりするのは、給料以外の大きなメリットといえるでしょう。

    大変な点

    • 保育園や学校の迎えに遅れないようにするため、終業時間が近づくといつも時間に追われる。
    • 家事、育児と仕事の両立が大変。
    • 自分の自由な時間がない。
    • 認知症の方の対応をすることもあるので、ストレスが溜まる。
    • 職員間のコミュニケーションがうまく取れず、人間関係に悩むことがある。

    主婦特有の意見として、「家事・育児との両立が大変」という内容が目立ちました。

    介護福祉士は主婦でも比較的働きやすい職業ではありますが、限られた時間をどのように使っていくかは考えておく必要があるでしょう。

    介護福祉士と家事・育児を両立させるための3つのポイント

    家事や育児で忙しい主婦が、介護福祉士の仕事と両立させるためのポイントを紹介します。

    できるだけ家事の負担を減らす

    仕事で疲れているのに、帰ってから家事が待っていると考えるだけで気持ちに余裕が持てなくなってしまいます。

    家事をなるべく少なくすることで、心身の負担を減らすことができます。

    家事を減らす方法としては、以下のようなものがあります。

    • 宅食サービスの活用
    • 食材の作りおき
    • お掃除ロボット
    • 食器洗浄器の導入
    • 外食

    上記は費用がかかるため、仕事に慣れないうちや子供に手がかかる時期だけでも活用することをおすすめします。それ以外にも、「どうしても疲れている時には活用する」といったように、バランスよく利用していくのが良いでしょう。

    家族の協力を得る

    仕事と家事・育児を両立させるためには、家族の協力が必要です。

    家事を分担したり、保育園や学校の送り迎えを夫や家族に協力してもらったり、できるだけ一人で抱え込まないようにしましょう。

    家族の協力を得る際のポイントは、「ギブ・アンド・テイク」です。

    夫婦共働きの場合は、ご主人も仕事で疲れています。

    やってもらうばかりでなく、ちゃんと相手にも自由な時間を作ってあげたり、感謝の言葉を伝えたりするなどギブすることが重要です。

    そうすることで「お返しに協力しよう」という心理が働き、快く協力してくれることでしょう。

    自分に合ったストレス発散方法を見つける

    自分に合ったストレス発散方法を見つけることで、ストレスを溜めないようにしましょう。

    ポイントは、自分の好きなことでストレス発散をすることです。

    好きなことをすることで気持ちがリラックスでき、ストレスの軽減につながります。

    ストレス発散の方法として以下のようなものがあります。

    • 映画鑑賞
    • 読書
    • 創作活動
    • 運動

    子育てをしているとなかなか自由な時間が持てないかもしれませんが、隙間時間を活用したり、家族に育児を任せたりして、自分の好きな趣味を楽しみましょう。

    主婦でも家事・育児と両立しながら介護福祉士を目指せる!

    主婦が資格取得を目指すなら、「実務経験3年以上+実務研修コース」がおすすめです。

    未経験からでも働きながら受験資格を得られるため、主婦でも家事・育児と両立しながら資格取得を目指せるでしょう。

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    監修者

    【保有資格】
    ・社会福祉士

    【経歴】
    ・医療ソーシャルワーカー約5年
    ・介護専門のキャリアアドバイザー約4年
    ・株式会社SOYOKAZE(旧 株式会社ユニマットリタイアメントコミュニティ)経営企画室約4年
    ・株式会社SOYOKAZE Staff Company(旧 株式会社ユニマットスタッフカンパニー)取締役社長約3年

    医療ソーシャルワーカー時代に都内有数の急性期病院で約5年、約1,000名の介護相談支援を行い高齢者福祉業務に従事。その後、介護専門のキャリアアドバイザーとして4年間で累計約1,000名の介護職希望者のキャリア面談を行う。
    介護業界有数の施設を持つ 株式会社SOYOKAZE にて経営企画に従事したのち、株式会社SOYOKAZE Staff Company の社長に就任。

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