ホームヘルパーの給料・手取りの平均相場は?給料を上げる5つの方法
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ホームヘルパーの給料・手取りの平均相場は?給料を上げる5つの方法

ホームヘルパーは、ライフスタイルに合わせて働きやすい仕事です。

そのため、子育て中の主婦を中心に、ホームヘルパーとして働き始める方も少なくありません。

この記事では、ホームヘルパーの給料や、時給換算時の注意点などについて解説していきます。

ホームヘルパーが給料を上げるための方法についても紹介していますので、最後まで読んで収入アップにつなげていきましょう。

この記事でわかること

  • ホームヘルパーの平均給料・手取り
  • ホームヘルパーで給料を上げる方法

こんな人におすすめの記事です

  • これからホームヘルパーとして働くことを検討している方
  • ホームヘルパーの給料について知りたい方
目次

ホームヘルパーの給料

ホームヘルパー(訪問介護事業所)の給料を、厚生労働省が公表しているデータをもとに、カテゴライズして、紹介していきます。

自身の現在の給料と照らし合わせながら、見てみましょう。

ホームヘルパーの平均月収・時給・年収

令和3年度の常勤のホームヘルパーの平均月収・時給・年収は、以下の通りです。

常勤 非常勤
月収 314,590円 93,960円
年収 約377万5,080円 約112万7,520円
時給 約1,910円 約1,663円

引用:厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇改善等調査結果(182,186P)」

ただし、上記の年収と時給に関しては、平均月収から算出したものであるため、参考程度に参照ください。

資格による給料の違い

ホームヘルパーの給料は、資格の有無や、保有している資格の種類によっても異なります。

資格 常勤の月収
初任者研修 309,060円
実務者研修 315,360円
介護福祉士 321,350円

引用︰厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果(182,186P)」

以前のホームヘルパー2級は「初任者研修」、ホームヘルパー1級は「実務者研修」にあたるとされています。

しかし、実際には、ホームヘルパー2級よりも初任者研修保有者、ホームヘルパー1級よりも実務者研修修了者のほうが、業務の幅が広いです。

そのため、ホームヘルパーの有資格者の場合には、資格を保有していても、上記の給料より低い可能性があるでしょう。

年齢・性別による給料の違い

年齢・性別による給料の違いは、以下の通りです。

年齢 男性 女性
29歳以下 299,080円 296,890円
30~39歳 349,940円 292,570円
40〜49歳 346,180円 301,660円
50~59歳 324,910円 323,200円
60歳以上 306,280円 293,310円

引用︰厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果(189P)」

介護業界の場合は一般的な企業とは異なり、年齢や性別よりも、介護士としての経験やスキルが重視されます。そのため、30代で役職に就く場合も少なくありません。

年齢や性別による給料の違いは、あくまで参考程度に確認しておくと良いでしょう。

勤続年数による給料の違い

勤続年数によるホームヘルパーの給料は、以下の通りになります。

勤続年数 月収
1年 180,400円
5年 188,600円
10年 189,400円
15年 203,120円
20年以上 215,870円

引用︰厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果

上記の表からもわかるように、介護業界では、勤続年数とともに給料が上がっていくのが一般的です。

ただし、役職に就けば、同じ勤続年数でも給料の差が出る場合があることを覚えておきましょう。

地域による給料の違い

ホームヘルパーの給料の全国平均と、地域ごとの給料は以下の通りです。

都道府県 給料(年収)
全国平均 364万1,000円
東京都 374万7,000円
北海道 385万7,000円
宮城県 321万6,000円
愛知県 365万7,000円
大阪府 359万6,000円
広島県 381万1,000円
福岡県 369万9,000円

引用:厚生労働省「訪問介護員/ホームヘルパー」

介護士の給料は、地域によって差があり、ホームヘルパーの給料に関しても例外ではありません。

基本的には都心部のほうが給料が高くなる傾向にありますが、他の介護職と比べるとその差は小さいといえます。

ホームヘルパーのボーナス

勤続年数別のホームヘルパーのボーナスは、以下の通りになります。

勤続年数 ボーナス
初年度 6万3,500円
1~4年 32万6,800円
5~9年 48万2,400円
10~14年 55万3,000円
15年以上 48万7,200円

引用:「賃金構造基本統計調査 / 令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」

ホームヘルパーの初年度のボーナスは少ないですが、1年目以降は大幅にアップし、その後も上がり続ける傾向にあることがわかります。

ホームヘルパーの給料から算出した手取り

手取りの金額は、額面の7.5~8.5割ほどが相場とされています。

ホームヘルパーの平均給料から年収を算出すると、月の手取りが約235,942〜267,401円、年間の手取りが283万1,310〜320万8,818円となります。

移動時間は時給に含まれていない場合もある

ホームヘルパーの給料で注意しなければならないのが、非常勤の場合、移動時間は時給に含まれていない場合がある点です。

ホームヘルパーの場合、利用者(Aさん)の自宅から、利用者(Bさん)の自宅へ移動する時間があります。

非常勤の場合、自宅から直接利用者の自宅へ訪問したり、利用者の自宅から直帰したりすることもあります。

そのため、介護サービスを提供している時間のみ、時給換算する事業所も少なくありません。

また、移動時間も時給として換算される事業所の場合でも、必要超過した分の時間に関しては給料が発生しないこともあります。

たとえば、Aさんの自宅から、Bさんの自宅までの移動時間が1時間であったとしましょう。

この場合、移動にかかる1時間分の給料は発生します。

しかし、仮にBさんが利用時間を30分遅らせた場合、空き時間となった30分間は給料が発生しないということです。

移動時間に関しては、他施設にはない訪問介護の特徴です。

求人の中には、時給が非常に高いものもありますが、移動時間が含まれておらず、労働時間が短いことが理由の場合もあります。

そのため、時給の換算方法については、必ず事前に確認しておきましょう。

ホームヘルパーの給料を上げる5つの方法

ホームヘルパーの給料を上げる5つの方法

ここからは、ホームヘルパーの給料を上げる以下の5つの方法について説明していきます。

  • 常勤を目指す
  • 身体介護メインで働く
  • 上位資格を取得する
  • サービス提供責任者になる
  • 転職する

それぞれの内容について、確認していきましょう。

常勤を目指す

ホームヘルパーは、ライフスタイルに合わせて働ける点が最大のメリットです。

そのため、小さな子供がいる女性が、非常勤として、家事・育児と両立しながら働くケースも多いでしょう。

しかし、基本的には非常勤よりも常勤のほうが給料はアップします。

さらに、ボーナスが支給される訪問介護事業所であれば、年収アップも目指せる可能性があります。

「子供が小さい」「体力的に余裕がない」などのやむを得ない事情がない場合には、常勤で働くことを検討してみてください。

身体介護メインで働く

ホームヘルパーの主な仕事は「身体介護」「生活援助」「通院介助」の3つにカテゴライズされ、その中でも特に時給が高いのが「身体介護」になります。

身体介護とは、食事や入浴、排せつ介助など、利用者の身体に直接触れる介護サービスのことを指します。

身体介護は、生活援助や通院介助と比較すると、専門的な知識がなければできない介護サービスです。

また、サービス利用料も高く設定されているため、その分時給も高くなるのが特徴です。

体力的に余裕があるのであれば、身体介護メインで働くと、給料アップを目指せる可能性があるでしょう。

ホームヘルパーの仕事内容については、以下でご確認ください。

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上位資格を取得する

ホームヘルパーに限らず、介護業界で給料アップを目指すためには、上位資格を取得する方法がもっとも一般的です。

ホームヘルパー資格制度は2013年に廃止されましたが、現在でも保有資格として有効です。

そのため、ホームヘルパー2級の代わりとなる「初任者研修」や、ホームヘルパー1級の代わりとなる「実務者研修」を受講していない方もいるかもしれません。

しかし実際には、ホームヘルパーの有資格者よりも、初任者研修や実務者研修修了者のほうが、できる業務が広いため、その分給料が高い場合がほとんどです。

実務者研修を修了すれば、医療的ケアなど、できる業務の幅が一気に広がります。

ホームヘルパーの資格しか有していない場合には、まず実務者研修修了を目指しましょう。

実務者研修修了者は、さらに上位資格となる「介護福祉士」の受験が可能になります。

介護福祉士の資格を取得できれば、さらに給料アップを目指せる可能性があります。

サービス提供責任者になる

サービス提供責任者とは、訪問介護事業所の責任者で、「サ責」とも呼ばれます。

主な仕事は、通所介護計画書の作成や、ホームヘルパーの指導・育成、事業所の運営などです。

ホームヘルパーよりも責任ある仕事を担うようになるため、その分手当がつく場合もあります。

ホームヘルパーとしての経験を活かしながら、給料・キャリアアップを目指せるでしょう。

転職する

ホームヘルパーとして、給料アップを目指すのであれば、給料の高い訪問介護事業所に転職するのも良いでしょう。

転職先を選ぶ際には、以下の点を重視すると良いです。

  • 昇給・賞与の実績
  • 福利厚生の手厚さ
  • 事業所の規模の大きさ
  • キャリアアップ制度の有無
  • 介護保険外サービスの有無

介護士の給料は、基本的に介護報酬から支給されています。

介護報酬には上限があるため、介護保険でできる介護サービスのみを提供している事業所の場合、給料アップは難しいといっても良いでしょう。

しかし、介護保険外の介護サービスを提供している事業所であれば、介護報酬以外の収入があるため、給料として職員に還元してくれる可能性があります。

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ホームヘルパーの給料・キャリアプランを理解して就職の参考にしよう!

ホームヘルパーの給料は、仕事の種類や、保有している資格によって異なります。

ヘルパーの資格を有していれば、ホームヘルパーとして働くことはできますが、初任者研修や実務者研修を修了していれば、できる業務が広がります。

対応できる業務が増えれば、その分給料アップにつながる可能性もあるでしょう。

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監修者

【保有資格】
・社会福祉士

【経歴】
・医療ソーシャルワーカー約5年
・介護専門のキャリアアドバイザー約4年
・株式会社SOYOKAZE(旧 株式会社ユニマットリタイアメントコミュニティ)経営企画室約4年
・株式会社SOYOKAZE Staff Company(旧 株式会社ユニマットスタッフカンパニー)取締役社長約3年

医療ソーシャルワーカー時代に都内有数の急性期病院で約5年、約1,000名の介護相談支援を行い高齢者福祉業務に従事。その後、介護専門のキャリアアドバイザーとして4年間で累計約1,000名の介護職希望者のキャリア面談を行う。
介護業界有数の施設を持つ 株式会社SOYOKAZE にて経営企画に従事したのち、株式会社SOYOKAZE Staff Company の社長に就任。

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