介護職は辛い?大変なことやその対策について実体験をもとに解説

介護職は辛い?大変なことやその対策について実体験をもとに解説

介護職として働いていると「辛い」「大変」などと感じることも多いでしょう。

職員同士の人間関係や業務内容の多さなど、さまざまなことでストレスを感じやすく、それが原因で仕事を辞めてしまう方も一定数います。

負担を感じ続けストレスを溜め込んでしまうと、好きで始めた介護の仕事も嫌いになってしまうかもしれません。

そうならないためにも、この記事では介護職が「辛い」「大変」と感じる具体的な内容やその対策について実体験をもとに解説します。

辛い状況を乗り越え、これからも介護の仕事を続けるための参考になれば幸いです。

この記事でわかること

  • 介護職で辛いと感じること
  • 介護職で辛いと感じたときの具体的な対応策

こんな人におすすめの記事です

  • 介護職として働いており「辛い」と感じている方
  • 介護職の悩みを乗り越えたい方
目次

介護職で辛いと感じたこと10選

介護職として働く中で辛いと感じるのは、主に以下のようなときです。

  • 職員間の人間関係によるトラブルがある
  • 夜勤業務の負担が大きい
  • 体力が必要
  • 利用者とのコミュニケーションが難しい
  • 業務量が多い
  • 急変時の対応にプレッシャーがかかる
  • 給料が低い
  • 看取り介護が精神的に辛い
  • 勤務形態が不規則
  • 施設の介護方針に不満がある

それぞれについて、実体験を交えながらご紹介します。

職員間の人間関係によるトラブルがある

介護は協力とチームワークが不可欠ですが、職員間の価値観の違いや意見の対立が時折起こります。

これにより、人間関係のトラブルが生じ、メンタルがやられてしまう方もいます。

令和4年度の介護労働実態調査によれば、退職理由の約28%が「職場の人間関係に問題があったため」で、最も多い要因でした。

夜勤業務の負担が大きい

夜勤業務は、少ない職員数で大勢の入所者のケアをするため業務負担が大きくなります。

重度の入所者が多い施設では、一人の職員が何人もの方のオムツ交換や体位交換をするため、腰に負担がかかり痛めてしまう方も少なくありません。

勤務時間も2交替制勤務の場合、約16時間も拘束されるため、身体的負担だけでなく精神的な負担も大きくなります。

体力が必要

介護の仕事では、利用者の対応で動き回ることが多く、疲労が溜まりやすいです。

また、移乗介助・入浴介助・排泄介助などでは利用者の体を抱えたり支えたりする必要があり、体力や力を要します。

介助される利用者も介護者に疲れた様子が見受けられると、不安になってしまうかもしれません。

利用者が安心できる介護を提供するためにも、体力や力はある程度必要になるでしょう。

利用者とのコミュニケーションが難しい

利用者とのコミュニケーションが、時に困難に感じることもあるでしょう。

利用者の中には、認知症や失語症などによりスムーズな会話が難しい方もいます。

例えば、思い通りにメッセージが伝わらず、質問に対する適切な返答を得るのが難しいことがあります。

そのような状況が続くと、介護士はストレスを感じることもあるでしょう。

業務量が多い

介護の仕事内容は多岐にわたり、人手が少ない職場では一人で多くの業務をこなさなければいけなくなることもあります。

介護業務の他に記録や報告書作成など事務作業もこなす必要があるため、結果として残業になることもあり、大きな負担を感じることもあるでしょう。

急変時の対応にプレッシャーがかかる

介護現場では、突発的に転倒や転落などによる介護事故や病状の急変などが起こります。

そのような状況の場合、その時の対応によりその後の経過に影響を及ぼすこともあるため、適切な対応が求められます。

介護職は医療のプロではないため、そのような場面に遭遇すると過度なプレッシャーを感じることもあるでしょう。

給料が低い

令和4年度の介護従事者処遇状況等調査によれば、介護職員の平均給料は317,540円です。

しかし、給料に対して不満を感じている方も多くいます。

令和4年度の介護労働実態調査によれば、退職理由のうち「収入が少なかったため」が18.6%を占め、4番目に多い理由となっています。

介護職員の中には、仕事内容に対する給料が低いと感じている方が多いと言えるでしょう。

看取り介護が精神的に辛い

看取り介護は、精神的な負担を感じることがある仕事です。

利用者の最期に向き合うことは、多くの介護者にとって精神的な不安を引き起こします。

利用者が亡くなる瞬間を見守ることは、感情的に非常につらく、喪失感を強く感じることがあります。

勤務形態が不規則

特養や老健などの介護施設では、不規則な勤務形態が一般的です。

夜勤が含まれ、勤務時間が変動することがあります。

この不規則なスケジュールは、生活リズムを乱しやすく、体調不良や体への負担を引き起こすかもしれません。

特に夜勤勤務は、睡眠パターンへの影響を及ぼし、日中の活動にも影響を及ぼすことがあります。

施設の介護方針に不満がある

施設の介護方針に対する不満を感じることもあるでしょう。

施設の方針により、自分が提供したい介護や利用者にとって最適なケアが制約されることがあります。

このため、介護職者は自身の専門知識や経験を活かしづらく、やりがいを感じにくい状況が生まれることがあります。

また、令和4年度の介護労働実態調査によれば、介護職員の退職理由のうち、「法人や施設・事業所の理念や運営の在り方に不満があったため」が22.8%と、2番目に多い理由でした。

この結果から、施設の介護方針に不満を抱く介護職員が多いと言えるでしょう。

介護職が辛いと感じたときの対応策4つ

介護の仕事をしていて「辛い」と感じたときは、以下の4つの対応策を試してみてください。

  • 信頼できる上司や同僚に相談する
  • スキルアップを目指す
  • 辛いと感じた出来事と向き合って考える
  • 働きやすい環境へ転職する

以下で詳しく解説します。

信頼できる上司や同僚に相談する

悩みや課題が生じたとき、信頼できる上司や同僚に相談すると良いでしょう。

悩みの解決に役立つアドバイスや視点を得ることができるかもしれません。

また、人に悩みを相談することで、考えや気持ちが整理され、精神的なストレスが軽減されます。

自分の課題や疑問に直面したら、躊躇せずに信頼できる同僚や上司に相談することを検討しましょう。

スキルアップを目指す

自分が苦手と感じる分野に対して積極的に勉強し、知識やスキルを磨くことで、自信をつけることができます。

例えば、認知症の方とのコミュニケーションが苦手だとします。

関連書籍や研修へ参加し、認知症の理解やコミュニケーションスキルを学ぶことで、少しずつスムーズなコミュニケーションが取れるようになり、自信につながります。

この自信が仕事をより楽しく、充実感を感じるものに変えてくれるでしょう。

辛いと感じた出来事と向き合って考える

「辛い」と感じたことと向き合って原因や対策を考えることも効果的です。

人は、マイナスなことから目を背けたくなってしまう傾向がありますが、そこをあえて向き合うことで、原因がわかり不安や辛い気持ちが解消されることも多くあります。

あえてその人に関心を向けてみると良い一面も見えてくることもあるでしょう。

悩みと向き合うことは、悩みの解決だけでなく自己成長にもつながります。

働きやすい環境へ転職する

介護の仕事において、自分に合った働きやすい職場を見つけることは重要です。

環境を変えるだけで、これまで悩んでいたことが解消されることもよくあります。

そのためには、自分に合った働きやすい職場を見つける必要があります。

転職先を探す際は、カイゴLINKがおすすめです。

介護職者のための転職支援サービスで、あなたのスキルや希望に合った職場を提供します。

自分のキャリアと生活スタイルに合った職場を見つけ、より充実した介護のキャリアを築くために、転職を検討してみてはいかがでしょうか。

欲しい介護求人が3分で見つかるすぐ申し込める

全国4万件以上の介護・医療の求人から家チカ案件を探してみませんか?

介護職・ヘルパーの求人を探す

介護職を続けるメリット3つ

介護職を続けるメリット3つ

介護職を続けることで得られるメリットもあるため、「辛い」と感じた際は以下を参考にしてください。

やりがいを感じられる

令和4年度介護労働実態調査によれば、「仕事の内容・やりがい」に関して、「満足」が16.9%、「やや満足」が35.5%で、合計して52.4%となっています。

このことからも介護職に従事する多くの人々が、仕事にやりがいを感じていることがわかります。

介護職は、高いやりがいを感じられる仕事の一つとされており、利用者への支援を通し多くの充実感をもたらしているのです。

日々、人々の生活に寄り添い、健康や幸福に貢献する重要な役割を果たしています。

自己成長やキャリアアップできる

介護職では、資格取得や経験の積み重ねにより、自己成長とキャリアアップが可能です。

例えば、介護福祉士の資格を取得し、その後ケアマネジャーの資格を目指すことができます。

さらに、実績を積むことで管理職へのキャリアアップも可能となります。

これらを通じて、充実したキャリアを築くことができます。

ライフスタイルに合わせた働き方ができる

介護職においては、自身のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。

例えば、日勤のみで働くか、夜勤専従で勤務するかなど、多様な働き方の選択肢があります。

これにより、個人の生活スケジュールや家庭の事情に合わせて働くことができるでしょう。

日勤のみの勤務を選ぶことで、夜間は自由な時間を持ち、家族や趣味、学習に充てることができます。

一方、夜勤専従を選ぶことで、昼間の時間を有効活用し、異なるスケジュールで生活することができます。

さらに、介護職の現場ではパートタイムやフルタイムなど、勤務時間の長さも選択可能です。

このような柔軟な働き方は、介護職の魅力的と言えるでしょう。

自分に合う職場を見つけて無理なく働こう!

介護現場では、職員間での人間関係や不規則な勤務形態、収入面、施設の方針との不一致など大変なことが多く悩みも尽きません。

辛いと思ったときには、まずは信頼できる上司や同僚に相談しましょう。

他にも苦手な分野について学習したり、あえて辛いと思っていることと向き合い原因や対策について考えてみることも効果的な方法です。

しかし、どうしても悩みが解消されなければ、働きやすい職場に転職するのがおすすめです。

介護の求人を探すなら、カイゴLINKがおすすめです。

豊富な求人数を誇り、大手他社にない求人も多く取り揃えています。

また、専門スタッフが親切丁寧にあなたの不安や希望を聞き取り、約15万件もの中からあなたにぴったりな求人をご提案します。

専門スタッフが実際に施設を訪問し人事担当者とも面談をしているため、詳細の情報を提供でき、「こんなはずじゃなかった」という事態を防ぐことができます。

また同じように辛い思いをしないためにも、転職の専門家に相談して自分に合った職場を見つけてください。

欲しい介護求人が3分で見つかるすぐ申し込める

全国4万件以上の介護・医療の求人から家チカ案件を探してみませんか?

介護職・ヘルパーの求人を探す

SNSシェア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

監修者

【保有資格】
・社会福祉士

【経歴】
・医療ソーシャルワーカー約5年
・介護専門のキャリアアドバイザー約4年
・株式会社SOYOKAZE(旧 株式会社ユニマットリタイアメントコミュニティ)経営企画室約4年
・株式会社SOYOKAZE Staff Company(旧 株式会社ユニマットスタッフカンパニー)取締役社長約3年

医療ソーシャルワーカー時代に都内有数の急性期病院で約5年、約1,000名の介護相談支援を行い高齢者福祉業務に従事。その後、介護専門のキャリアアドバイザーとして4年間で累計約1,000名の介護職希望者のキャリア面談を行う。
介護業界有数の施設を持つ 株式会社SOYOKAZE にて経営企画に従事したのち、株式会社SOYOKAZE Staff Company の社長に就任。

目次