介護の夜勤専従は掛け持ちできる?メリット・デメリットとダブルワークの注意点を解説

介護の夜勤専従は掛け持ちできる?メリット・デメリットとダブルワークの注意点を解説

効率的な働き方として、夜勤専門として働く夜勤専従があります。

時間を有効活用できるメリットがあるため、空いた時間でダブルワークを考えている方も多いのではないでしょうか?

ただし、いくつか注意点を守らないとトラブルにつながる場合もあります。

この記事では、ダブルワークの注意点やメリット・デメリットについて解説します。

ぜひ、ダブルワークをする際の参考にしていただけると幸いです。

この記事でわかること

  • 夜勤専従の掛け持ちのメリット・デメリット
  • 夜勤専従の掛け持ちを行う際の注意点

こんな人におすすめの記事です

  • 夜勤専従の掛け持ちを考えている方
  • 夜勤専従の掛け持ちの注意点を知りたい方
目次

介護の夜勤専従は掛け持ちできる?

結論からお伝えすると、夜勤専従の掛け持ちは可能です。

ただし、職場によっては仕事の掛け持ちを禁止しているところもあります。

事前に確認しないと職場とのトラブルに発展してしまうケースもあるため、注意が必要です。

夜勤専従の介護職求人情報の探し方

夜勤専従の介護職を募集する求人は、複数の方法で探せます。ここでは、介護職の夜勤専従求人情報を探す方法について解説します。

オンライン求人サイトの活用(夜勤専従)

夜勤専従の仕事を手軽に探したいときは、希望する内容を入力して求人を検索できる、オンライン求人サイトの利用がおすすめです。

オンライン求人サイトには、多様な地域や施設からの求人が掲載されています。掲載される求人情報は頻繁に更新されるため、パソコンやスマートフォンを使って最新の求人を簡単に閲覧できます。

また、サイトの検索機能を活用することで、就業地域や給与に加えて、夜勤ありや夜勤専従などの希望条件に合った仕事を見つけやすいでしょう。

地域別の介護職求人の探し方

折込広告や求人誌を活用すると、地域の介護職求人を見つけやすいでしょう。

折込広告や求人誌に掲載される求人情報は、配布地域付近のエリアに絞り込まれることが多いため、居住地域近辺で働きたい人は、検索する手間や時間を省いて求人を探せます。

また、自宅から通える場所で働きたいときは、ハローワークで求人を探す方法も有効です。

ハローワークで募集される仕事には、応募の際に紹介状を要するものがあるため、自分の居住地域を管轄するハローワークに問い合わせることがおすすめです。

人気の高い介護職求人情報

人気が高い職場や自分に合った職場を選びたいときは、介護職専門の転職エージェントや人材派遣会社の利用がおすすめです。

転職エージェントでは、求職者のスキルや希望を聞いたうえで、条件にマッチした仕事を紹介してもらえます。

待遇面の交渉や面接対策など、求人へ応募する際のサポートを得られることが特徴です。

人材派遣会社に登録すると、人材派遣会社の社員として介護現場で働けます。

介護職専門の派遣会社であれば、介護職向けの研修やサポートを受けられる可能性があります。

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月何回まで働ける?

介護現場で夜勤専従として働く際、具体的な出勤日数の取り決めはなく、通常は週に2日か3日、月に10日程度の出勤です。

夜勤専従の介護職では、1日の労働時間が労働基準法で定められる8時間を超えることから、変形労働時間制が適応されます。

変形労働時間制とは、一週間の労働時間が40時間を超えなければ、1日8時間以上働ける制度です。そのため、1回の夜勤で13時間を費やす現場であれば、勤務日数は多くて週3日となります。

また、多くの現場では、夜勤明けとその翌日は休みとなるため、連続で夜間勤務をすることは少ないようです。

夜勤専従・掛け持ちに向いている人

夜勤専従や複数施設での夜勤掛け持ちなど、夜に働く方法が自分に向いているかを応募前に確認することが大切です。

ここでは、夜勤で働く際のスキルや睡眠・休憩の取り方について解説します。

必要な資格とスキルはある?

夜勤専従の介護職に就く際、法律上の資格保持義務はなく、無資格・未経験でも就労が可能です。

一方で、夜間は現場に医師が常駐しないケースも多く、担当者は十分な介護の知識を備え、緊急時における対応マニュアルを正しく把握する必要があります。

夜勤専従で職場に入るのであれば、介護に関してある程度の知識や経験を求められるでしょう。

また、入浴・食事・排泄の介助などは資格保持者だけが担当できるため、無資格者が夜勤中にする仕事は、就寝・起床時のケアや、夜間の巡回がメインです。

仮眠はとれる?

夜勤従事者が仮眠をとることは、日本看護協会のガイドラインで推奨されています。

2023年のデータでは、夜勤時の仮眠取得を院内ルールで定める病院は全体の78.7%、そのうち休憩時間とは別に仮眠時間を設定する病院は65.9%でした。

これらの結果から、多くの病院では夜勤中に仮眠が取れるといえます。労働基準法でも、8時間以上の労働時間に対し、最低1時間の休憩時間を取ることが義務付けられています。

一方で、仮眠室や休憩室、仮眠時間が設けられているかは施設によって異なるため、事前の確認が大切です。

また、夜間の介護現場では、ナースコールの対応や施設利用者の急病など、仮眠時間を決まった時間に取れない事態も予測されます。

夜勤で寝られなかった分を休日に休んで回復したり、短時間の仮眠できちんと休息を取れたりする人は、夜勤専従に向いているでしょう。

介護における収入と手当について

介護現場で夜勤専従として働く際の給与や、副業で得られる収入の相場を知っておくことは、介護職で収入を得て生活するために重要です。

ここでは、介護職に携わるときの収入について解説します。

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夜勤専従の給料と手当の実態

夜勤専従で働く介護従事者は、通常の給料に加えて夜勤手当がつきます。

一般の夜勤手当は5,000円前後といわれています。たとえば時給1,600円で夜勤手当が5,000円であれば、13時間の夜勤でもらえる給与は1回あたり25,800円です。

この月に10回夜勤をしたのであれば、月収は258,000円で、ここから税金や保険料を差し引いたものが月の手取り額です。

給料や夜勤手当の額は施設や組織の規定、勤務形態などによって変化するため、自分が働く施設の給与形態を事前に確認しましょう。

給与明細の見方と理解

給与明細には、勤怠・支給・控除など、いくつかの項目に分けて情報が記載されています。「給与」は勤怠の情報をもとに計算されるため、記載される日数が正しいかどうかを確認することは大切です。

「支給」欄には基本給や各種手当などの支給額、「控除」欄には、給料から天引きされる社会保険料や税金などの額が記されます。

基本給は雇用契約書によって定められているため、契約書の額と一致しているかどうかを確認しましょう。

また、施設が所属する都道府県の最低賃金額が上がった際にも、基本給に反映されているかのチェックが大切です。

介護職の副業としての可能性

本業で日中に他の仕事をしながら、夜勤専従での介護職を副業とする人もいます。

副業で介護に携わることで、介護に関する知識を現場で学べるため、介護施設への転職時や家族を介護する際に役立つことは利点です。

介護職への転職を考える人は、副業で経験を積むことから始めてもよいでしょう。

介護の副業をするもうひとつのメリットは、一般的な他の副業に比べて高単価の傾向があることです。

一方で、余暇を副業に使うことで体力が削られたり、確定申告の義務が生じたりすることは、デメリットだといえます。

副業をする際は、本業の就業規則で副業が許可されているかを確認し、本業に支障が出ないよう適切な時間配分をすることが大切です。

介護の夜勤専従の働き方

介護の夜勤専従の仕事は、施設によって異なりますが、定期巡回による安否確認や排泄介助がメインの仕事になります。

その他、起床・就寝介助や食事介助、急変時の対応などがあります。

要介護度の高い方が多い特養や介護院は、おむつ交換や体位交換などの介助が多いです。

それに対して、介護度の軽い方が多いサービス付き高齢者専用住宅や住宅型有料老人ホームなどの施設では、安否確認やトイレ誘導などの介助が多くなるでしょう。

介護夜勤専従の仕事内容について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

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夜勤中の業務と緊急時の対応

夜間の介護現場で働いた経験がない人は、夜勤中の業務について知っておくと、夜勤に従事する際、慌てることなく業務に携われます。

ここでは、夜勤中の業務内容や、緊急時の対応について紹介します。

夜間の介護業務の流れ

夜勤では、夕食・朝食の食事介助や排泄介助、就寝や起床の介助を行います。

利用者が就寝した後も夜間見回りや安否確認などの業務をこなし、必要に応じて寝返りや排泄をサポートします。

夜勤開始時と終了時に行う、日勤スタッフとの引継ぎも重要な仕事です。

また、緊急時の対応も夜間業務に含まれるため、後述するトラブル対策を講じ、心の準備をしておくことが大切です。

緊急対応のための準備と注意点

体調の急変や転倒などの緊急時は、マニュアルに沿って落ち着いた対応を取ることが重要です。

体調急変時にはバイタルチェックを行い、医師や看護師に指示を仰ぎます。

医療の専門家から指示があったときや、バイタルチェック時点で命の危険があると感じたときには、救急車を迅速に手配します。

事故やトラブルへの対策

介護現場において、特に夜勤では、利用者の体調急変や転倒・転落などの事故が起こった際、少人数での対応を迫られる可能性があります。

日頃からマニュアルを確認し、トラブルが発生したときは、迅速に適切な対応をすることが大切です。

緊急時に必要なものの場所や個数を熟知し、状況に応じた物品をすぐに取り出せるよう準備することも重要です。

夜勤専従の掛け持ちをするメリット3つ

夜勤専従の掛け持ちをするメリット3つ

夜勤専従の掛け持ちをするメリットとして、3つ挙げられます。

  • 仕事を増やすことでより稼げる
  • キャリアアップへつながる
  • 時間を有効に活用できる

以下で詳しく解説します。

仕事を増やすことでより稼げる

夜勤をすると夜勤手当や深夜手当などが支給されるため、夜勤の回数を増やすことで、収入を増やせます。

2022年介護施設夜勤実態調査結果概要によると、夜勤手当の平均額は6,011円です。

深夜手当は、時給に対して1.25倍の賃金が支払われます。

日勤でダブルワークをするより、夜勤専従の掛け持ちの方がより効率良く稼げるでしょう。

キャリアアップへつながる

仕事を掛け持ちすると、違う職場を経験することで、さまざまな経験を積めるため、スキルアップにつながります。

施設が違えば、利用者の様子や仕事のやり方も違います。

これまで知らなかった介助方法や効率的なやり方などいろいろな発見があるかもしれません。

また、実務経験を積むことで、介護福祉士や介護支援専門員などの上位資格の受験資格を取得可能になります

このようにさまざまな経験を積んだり、資格を取得したりすることでキャリアアップを目指すことができるでしょう。

時間を有効に活用できる

2交替制夜勤の場合、夜勤明けの翌日が休みになることが多く、まとまった休みが取れます。

つまり、夜勤明けの10時から翌日まで休みとなり自由に時間を使えます。

その時間を活用して、ダブルワークをすることで効率的に時間を活用できるでしょう。

夜勤専従の掛け持ちをするデメリット3つ

夜勤専従の掛け持ちをするデメリットとして、3つ挙げられます。

  • 体を壊すリスクがある
  • 時間外手当の管理が難しい
  • シフト調整が難しい

掛け持ちでは、健康管理や勤怠管理など管理面に難しさがあるようです。

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

体を壊すリスクがある

労働時間が増えることで、体への負担が増し体調を崩す恐れがあります。

夜勤はただでさえ負担の大きな仕事です。

夜勤専従の掛け持ちの場合、本業が休みのときに別の施設で夜勤をするため、疲労が抜けず溜まってしまいます。

しっかり休養を取ることはもちろん、バランスの良い食生活や適度な運動を心がけるなどして健康管理に気をつけるようにしましょう。

時間外手当の管理が難しい

時間外手当が発生した場合、どちらの職場が支払うか調整が必要になります。

所定の労働時間(週40時間)内に勤務を調整できれば、時間外手当は発生しませんが、超過した場合、どちらかの職場が払う義務が発生し、トラブルになるケースもあります

超過する可能性がある場合は、事前に職場に相談しておくと良いでしょう。

シフト調整が難しい

よくあるシフト調整のトラブルの1つとして、シフトの重複があります。

トラブルの原因は、スケジュール管理が不十分だったり、シフトの希望が通らなかったりすることが挙げられます。

シフトのトラブルを防ぐためには、スケジュール管理をしっかりするだけでなく、双方の職場に掛け持ちしている状況を伝え、理解を求めることが必要です。

また、最近ではスケジュールの管理ツールとして、無料のシフト管理アプリもあります。

自分にあった方法で、スケジュールの管理をしっかり行いトラブルを防ぎましょう。

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夜勤専従の掛け持ちをする際の注意点4つ

夜勤専従の掛け持ちをする際の注意点は、4つ挙げられます。

これらを注意しないと勤務先とトラブルになる可能性もあるので十分注意しましょう。

  • 就業規則を確認する
  • スケジュール管理に注意する
  • 加入保険を確認する
  • 確定申告をする

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

就業規則を確認する

まず、勤めている職場が、仕事の掛け持ちを許可しているのか確認しましょう。

職場によっては、就業規則により掛け持ちを禁止しているところもあります。

ただし、実際の求人を確認すると、ダブルワークが認められているところが多いです。

職場に内緒で掛け持ちしても年末調整で発覚してしまうため、職場には隠さず伝えましょう。

職場に伝えておくことにより、トラブルが起きたとしても最小限に問題を抑えることができます。

何より、バレるバレないを心配せずに安心して働けることが大きなメリットと言えるでしょう。

スケジュール管理に注意する

スケジュール管理が不十分だとシフトの重複やオーバーワークなどのトラブルを起こしてしまいます。

急な欠勤は、勤務先に多大な迷惑をかけ、信用問題にもつながってしまいます。

トラブルが起こらないようにシフトを曜日で固定にしてもらうことも有効な方法の1つです。

オーバーワークに注意して、無理なく働けるスケジュール管理をしましょう。

加入保険を確認する

従業員が101人以上の企業では、以下の条件を全て満たす場合、社会保険に加入する必要があります。

  • 週の労働時間が20時間以上
  • 月額賃金が8.8万円以上
  • 2か月を超える雇用の見込みがある
  • 学生ではない

社会保険に入るメリットとしては、将来もらえる年金額が増えるほか、保険料の半分を会社が負担してくれるため、保険料の支払いが安く済みます。

掛け持ちをしていて双方の職場で上記の条件を満たした場合、双方の社会保険に加入することも可能です。

雇用保険は、以下の条件を満たした時に加入できます。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 31日以上引き続き雇用される見込みがある

雇用保険の場合、掛け持ちしている双方の職場で上記の条件を満たしたとしても、どちらか1ヶ所しか加入できません。

トラブルにならないためにも、事前に確認しておきましょう。

確定申告をする

20万円以上の収入がある場合、確定申告が必要です。

勤めている会社で源泉徴収、年末調整をしない場合、自ら確定申告を行う必要があります。

確定申告しないと脱税になってしまうため、必ず確認しましょう。

夜勤専従の掛け持ちをして収入アップを目指そう!

夜勤専従の掛け持ちすることは、可能です。

掛け持ちすると、収入アップやキャリアアップできるメリットがあります。

それに対して、デメリットは、体の負担が増すことで体調を崩すリスクが高くなったり、シフト管理や時間外手当の管理が難しかったりすることです。

職場によっては、掛け持ちを禁止しているところもあるため注意が必要です。

他にも加入保険についてや確定申告についても確認が必要です。

実際に掛け持ちをするとスケジュール管理に失敗してシフトが重複してしまうこともあります。

仕事の掛け持ちは、就業規則や保険に関することで事前に確認することが多いです。

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監修者

【保有資格】
・社会福祉士

【経歴】
・医療ソーシャルワーカー約5年
・介護専門のキャリアアドバイザー約4年
・株式会社SOYOKAZE(旧 株式会社ユニマットリタイアメントコミュニティ)経営企画室約4年
・株式会社SOYOKAZE Staff Company(旧 株式会社ユニマットスタッフカンパニー)取締役社長約3年

医療ソーシャルワーカー時代に都内有数の急性期病院で約5年、約1,000名の介護相談支援を行い高齢者福祉業務に従事。その後、介護専門のキャリアアドバイザーとして4年間で累計約1,000名の介護職希望者のキャリア面談を行う。
介護業界有数の施設を持つ 株式会社SOYOKAZE にて経営企画に従事したのち、株式会社SOYOKAZE Staff Company の社長に就任。

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