介護の夜勤専従の年収は?手取りやメリットを経験者の目線から解説

介護の夜勤専従の年収は?手取りやメリットを経験者の目線から解説

夜勤専従は、効率的に稼ぎたい場合におすすめな働き方です。

しかし、実際にどのくらいの給料や年収がもらえるのか気になる方は多いでしょう。

夜勤専従は給料面だけでなく、他にもメリットがあります。

この記事では、夜勤専従の年収やメリットについて、実際に働いた経験をもとに解説します。

ぜひ、参考にしていただき、夜勤専従で効率的に高収入を得てください。

この記事でわかること

  • 夜勤専従の年収
  • 夜勤専従のメリット・デメリット

こんな人におすすめの記事です

  • 夜勤専従の年収について知りたい方
  • 夜勤専従の仕事を検討している方
目次

介護の夜勤専従とは?

介護の夜勤専従とは、日勤業務をせず、夜勤勤務のみ行う働き方です。

仕事内容は、安否確認のための定期巡回や排泄介助が主となります。

1ヶ月の夜勤回数は、2交代制で10回前後、3交代制で20回前後のところが多いです。

3交代制の勤務時間は9時間勤務(うち1時間休憩)ですが、2交代制は18時間勤務(うち2時間休憩)で長時間の勤務になる特徴があります。

2022年介護施設夜勤実態調査結果概要によると、夜勤のある介護施設のうち約9割近くが2交代制を導入しています。

夜勤専従も同様に、2交替制夜勤がメインとなるでしょう。

介護の夜勤について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

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介護の夜勤専従の年収

夜勤専従は、日勤中心で働くより高収入を得られます。

夜勤専従の勤務形態は、非正社員の求人が多く、正社員の求人は稀です。

以下では、それぞれの給料について解説していきます。

【正社員】介護夜勤専従の給料

各施設の正社員の給料・年収は以下の表の通りです。

施設形態 月給 年収
介護老人福祉施設 345,590円 4,147,080円
介護老人保健施設 338,390円 4,060,680円
介護療養型医療施設 287,070円 3,444,840円
介護医療院 307,550円 3,690,600円
訪問介護事業所 314,590円 3,775,080円
通所介護事業所 278,180円 3,338,160円
通所リハビリテーション事業所 297,980円 3,575,760円
特定施設入居者生活介護事業所 319,760円 3,837,120円
小規模多機能型居宅介護事業所 289,520円 3,474,240円
認知症対応型共同生活介護事業所 291,460円 3,497,520円
全体平均 316,610円 3,799,320円

引用:令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果

上記は一般的な介護職員の給与となっており、全体の平均は316,610円です。

賞与や手当が含まれた金額となりますが、夜勤専従の場合は夜勤手当が多いため、上記よりも平均給与は高くなるでしょう。

2022年介護施設夜勤実態調査結果概要によると、平均の夜勤手当は6,011円となり、それに加えて深夜手当の1,430円が支給されます。

夜勤手当とは、夜勤をすることに対して支給される手当であり、深夜手当とは、22時〜5時は賃金が25%増しで支払われる手当のことです。

夜勤回数を10回と想定し、月給を計算すると約36万円、年収にすると約430万円となります。

手取りに換算すると、月30万円程度、年収360万円程度になるでしょう。

【非正社員】介護夜勤専従の給料

各施設の非正社員の給料・年収は以下の通りです。

施設形態 月給 年収
介護老人福祉施設 135,590円 1,627,080円
介護老人保健施設 141,700円 1,700,400円
介護療養型医療施設 143,390円 1,720,680円
介護医療院 138,640円 1,663,680円
訪問介護事業所 93,960円 1,127,520円
通所介護事業所 117,920円 1,415,040円
通所リハビリテーション事業所 135,480円 1,625,760円
特定施設入居者生活介護事業所 136,370円 1,636,440円
小規模多機能型居宅介護事業所 120,460円 1,445,520円
認知症対応型共同生活介護事業所 139,030円 1,668,360円
全体平均 113,490円 1,361,880円

引用:令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果

非正社員も同様に、日勤中心の働き方よりも多く稼ぐことができるでしょう。

実際の求人で確認すると、1回の夜勤相場が2万円〜3万円となっています。

高いところでは、日当35,000円以上のところも稀にありますが、業務内容や労働条件が厳しい場合があるため、注意が必要です。

夜勤回数を10回と想定し、月給を計算すると約20万円〜30万円、年収にすると約240万円〜360万円となります。

手取りに換算すると、月17万円〜25万円程度、年収200万円〜300万円程度になります。

正社員に比べると給料は低くなりますが、非正社員でも夜勤の回数を多くこなすことで、高収入を目指せるでしょう。

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介護の夜勤専従で働く3つのデメリット

夜勤専従で働くデメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  • 心身への負担が大きい
  • 急変時の対応が大変
  • 勤務時間が長い

以下で詳しく解説していきます。

心身への負担が大きい

介護の夜勤は、心身への負担が大きい仕事です。

昼夜逆転の生活に加え、勤務する施設によっては、オムツ交換や体位交換など腰に負担がかかる業務や認知症の方の対応などがあります。

身体的な負担が大きくなると、気持ちにも余裕が持てず精神的な負担も大きくなります。

心配な方は、事前に施設に業務内容や労働条件について確認すると良いでしょう。

急変時の対応が大変

介護施設では、夜間、看護師が不在の施設も多く、急変時の対応を介護士が行うことも多いです。

老健や介護医療院等では、看護師が常駐しているため、転倒・転落などの事故、体調の急変時は看護師が対応します。

しかし、特養やグループホームでは、看護師が不在のため、夜勤者が状況に応じて対応することになるでしょう。

適切な判断が求められるため、責任を重く感じることもあるかもしれません。

急変時の対応について不安がある方は、夜間でも看護師がいる施設に勤めるか、急変時の対応について学んでおくと良いでしょう。

勤務時間が長い

夜勤は、1回の勤務時間が長いことがデメリットです。

2交代制夜勤の場合、18時間(うち2時間休憩)という長時間勤務になるため、慣れないうちはつらく感じることもあるかもしれません。

仕事の中でも「力を入れるところ」と「抜くところ」が、回数をこなすことで少しずつわかってきます。

メリハリをつけて仕事をすることで、長時間の労働でも負担を軽減できるでしょう。

介護の夜勤専従で働く3つのメリット

介護の夜勤専従で働く3つのメリット

夜勤専従で働くメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

  • 効率よく高収入が得られる
  • プライベートが充実する
  • 生活リズムが整えやすい

以下で詳しく解説していきます。

効率よく高収入が得られる

夜勤専従は、少ない勤務日数で高い給料を得られます。

夜勤専従の場合、1ヶ月の勤務日数は10回ほどです。

また、夜勤をすると夜勤手当や深夜手当が支給されます。

日勤で働く場合は、それらの手当が支給されないため、夜勤専従のほうが効率的に、かつ高い給料を得ることができるでしょう。

プライベートが充実する

勤務日数が少なく収入を得られるため、プライベートの時間を充実させることができます。

2交代制の夜勤は、月に10回ほどになります。

勤務時間は施設により違いますが、例えば、16時から翌日10時までです。

夜勤明けの翌日も休みになることが多く、また次の夜勤の出勤までは自由に時間を使えます。

つまり、1回夜勤を行うと実質2連休以上の休みがもらえることになるのです。

その時間を使い趣味や副業などを行うことで、プライベートを充実させることができるでしょう。

生活リズムを整えやすい

夜勤専従は、勤務時間が一定のため、生活リズムを整えやすいメリットがあります。

日勤と夜勤を両方行う勤務形態では、勤務時間が不規則で生活リズムが乱れやすいです。

生活リズムが崩れると、疲労が溜まりやすく、体調を崩す恐れもあります。

夜勤専従で働く場合も、勤務時間は一定とは言え、負担の大きい仕事です。

睡眠をしっかりととり、健康管理には十分注意していきましょう。

夜勤専従で働くために必要なこと

夜勤専従として働くために、必要な資格や職場選びの注意点について解説します。

無資格・未経験でもできる?

介護の夜勤専従は、無資格・未経験だと就職先を見つけることが難しいかもしれません。

急変時の対応は、介護経験がないと適切な判断をすることができないため、未経験では難しいです。

また、夜勤業務である排泄介助や体位交換でも介護技術が必要なため、介護職員初任者研修の資格を取得しておくと良いでしょう。

未経験・無資格から夜勤専従で働きたい方は、働きながら資格取得ができる資格取得支援制度に取り組んでいる施設もあるので確認してみてください。

まずは日勤の仕事で介護経験を積み、介護職員初任者研修の資格を取得してから夜勤専従として働くことをおすすめします。

経験を積み、資格を取得することで、それが実績となり採用されやすくなります。

また、日勤での経験が自信につながり、働きやすくなるでしょう。

夜勤専従の求人を選ぶ際の注意点

夜勤専従で働く場合、勤務形態や人員配置、休憩時間など施設により違いがあるため、しっかり確認することをおすすめします。

給料が高いからと言って、安易に就職すると予想に反して仕事が過酷ということもあるため注意が必要です。

介護の夜勤専従で効率よく高収入を目指そう!

介護の夜勤専従は、効率よく高い収入を得られます。

夜勤は心身ともにきつく感じることもありますが、生活リズムを整えて体調に気をつけることで、メリットを多く得られる働き方と言えるでしょう。

ただし、給料だけに着目して安易に職場を決めると、「仕事が激務だった」というようなことにもなりかねません。

そうならないためにも、求人サイトをご活用ください。

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夜勤専従として働き、効率的に高収入を得て、充実した日々を送ってください。

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監修者

【保有資格】
・社会福祉士

【経歴】
・医療ソーシャルワーカー約5年
・介護専門のキャリアアドバイザー約4年
・株式会社SOYOKAZE(旧 株式会社ユニマットリタイアメントコミュニティ)経営企画室約4年
・株式会社SOYOKAZE Staff Company(旧 株式会社ユニマットスタッフカンパニー)取締役社長約3年

医療ソーシャルワーカー時代に都内有数の急性期病院で約5年、約1,000名の介護相談支援を行い高齢者福祉業務に従事。その後、介護専門のキャリアアドバイザーとして4年間で累計約1,000名の介護職希望者のキャリア面談を行う。
介護業界有数の施設を持つ 株式会社SOYOKAZE にて経営企画に従事したのち、株式会社SOYOKAZE Staff Company の社長に就任。

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